「人の心に残るスピーチをしたい」
「聞いてくれる人を感動させられる話し方がしたい」
そんな思いを持っていませんか??
「話が苦手」
「話すのはできるんだけど盛り上がらない」
という人でも相手の心に響く話し方を
この記事ではお伝えします。
僕自身、「話が堅い」「面白くない」と言われてきた人間です。
そんな僕が今日話しすることを意識して話すようにしたことで、今では200人の前で講演会を開くまでになりました。
講演会で話を聞いて泣いてくれる人もたくさんいます。
僕自身がどんなことを意識してスピーチをしているのかを
以下にまとめさせていただきました。
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感情を込めて話す

相手の心を掴む一番の方法はこれです。
言葉や声にはエネルギーが乗ります。そのエネルギーの正体は感情です。どれだけ自分の感情を味わいながら話すことができるかが、大切なポイントになります。
その時の感情を思い出す(想像する)
感情を味わいながらながら喋る上で大切なのが、その時のことを思い出しながら話すことです。(未来の話の場合は想像しながら話す)
スピーチは書いてある文字を読み上げることではなく、心の中にある情景や感情を言葉にしながら相手に伝えることです。
この時にその情景が思い描けていなければ感情が湧くことはありませんし、相手に感動を届けることもできません。
できるだけ詳細に思い描きましょう。
感情が湧くまでのストーリーを書き出す
当時のことを詳細に思い出すために、細かなエピソードを書き出すことをお勧めします。
その感情が湧くまでに、どのようなことがあったのか、その過程でどんな感情、どんな気持ちを味わってきたのかも含めて書き出しましょう。
人の感情が動く時、そこには必ずストーリーがあります。
歴史の年号が覚えられない人でも、信長がどんな人でどうやって最後を迎えたかを知っています。
それは信長がどういう生き方をしたかというストーリーを知っているからです。
一番伝えたいメッセージを決める
限られた時間のスピーチの中で、同時にいろんなメッセージを伝えるとその内容がぼやけてしまいます。
相手の心に残すために、メッセージは一つか二つに絞りましょう。
そしてそのメッセージをより深く相手の心に刻みつけるために、スピーチの構成を考えましょう。
スピーチの構成を作る
興味付け
自分には関係ない、そう思われてしまうと利き手は聞く気を失います。
逆にうまく興味づけすることができればお客さんは聞く姿勢になります。
興味付けの有効な方法としては
「質問と自覚」
質問して話に巻き込むと同時に、現状を自覚してもらう。
「痛み(損失、デメリット)の明確化」
その状態を放置することによって伴う痛みやデメリットを話す。
「痛みの解決、理想を描く」
があります。
そしてそれを解決する方法や、
より良い未来があることを示す。
こういったことを話すことによって、
相手に強い興味づけをすることができ、
相手の聞く姿勢が変わります。
共感
「私とは違う」と、聞き手に思われてしまうと、相手の心は離れてしまいます。
そうならないために「私と一緒だ」と思ってもらう共感が大切になります。
ストーリー
そして感動するスピーチのポイントはストーリーです。
論理を説明する場ではありません。
その人自身が開いているストーリーに皆が共感し、感動が生まれるのです。
ではどのようなストーリーにすれば良いのでしょうか。
ハリウッドストーリー

ハリウッド映画の典型です。
①ゴールを目指す(動機づけ)
②苦難・葛藤
③転機・成長
④グッドエンディング
この流れに沿ってストーリーを作ると相手の心に残りやすくあります。
それに沿ってスピーチの内容を作ってみてください。
スピーチで緊張しないコツ
どれだけ良いものを準備しても、緊張してうまくしゃべれなくては伝わりません。
緊張しなくなるポイントをお伝えします。
いいことを言おうとしない(自分をすごく見せようとしない)
自分を等身大以上に大きく見せようとすると緊張してしまいます。ありのままの自分を受け入れて、その姿をお客さんに見てもらいましょう。
お客さんの心に響くのは、すごくっている人間の言葉ではなく、正直で誠実な人間の言葉です。
自分を大きく見せる必要はありません。
自分の中にある本心を言う
大勢の前で本音ではないことを言っていると、言葉がしどろもどろになりやすくなります。
しかし、自分が心から思っていることを、相手のために、というスタンスで話す限り、変な緊張は生まれません。
この時大切なのは、自分がどう見られているかに気を配るのではなく、心から相手のためを思って話すということです。
以上のことが出来るようになれば、相手の心に響くスピーチができるようになります。
素敵なお話ができるように応援しています。
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