「人生に目的はなく今の一瞬を全力で生きるべき」
という内容の言葉をよく聞きますし、確かに「今を全力で生きること」は重要です。
しかし、人は目的があればこそ行動できたり、頑張れたり、そして何かを変えたりできます。
与えられた、もしくは周りに合わせた人生の目的ではなく、「自分だけの人生の目的」を持つことで、人は苦しみを乗り越えられます。
今回は、そもそも人生の目的とは何か、目的をもつための前提、そして目的の見つけ方を紹介します。
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人生の目的とは「時間を何のために使うのか」

「人生の目的」をわかりやすく言うと、「自分の時間を何のために使うのか」ということです。
人生とは自分の命であり、自分の命とは自分の時間でもあるため、「人生=命=時間」と考えられます。
つまり、「人生の目的を見つける」とは「自分が何のために時間を使うのかを決める」ことだと言い換えられます。
人生が80年で残りが50~55年だったとして、「残された時間」を何のために使うのかを決められたら、人生の目的が見つかったと言えます。
「50年分の時間なんて多すぎて想像できないよ」
という人は、「死ぬ前に後悔しない生き方を見つける」ことが人生の目的と考えてみましょう。
「今、死んでも後悔しない!」と言える人は、命を最大限使い切った、もしくは人生を全うしたと言えます。
「人生に目的はない」と思い込んでしまっている人の2つの思考
「人生に目的なんてない」「人生の目的が全然見つからない」と思う人は、次の2つの思考に陥っている可能性が高いです。
- 人生の目的は一つでなければならない
- 人生の目的は崇高な、立派なものでなければならない
多くの人は潜在的に「人生の目的は一つの、立派なものでないとダメだ」と考えているため、人生の目的が見つからない、見つけるのが辛いと感じてしまいます。
しかし、人生の目的は「自分の時間を何のために使うのか」ということ。
つまり、人生の目的が1つである必要も、立派なものである必要も全くありません。
夢が家族をもつことで、趣味がゲームという人なら、人生の目的を「ゲームを楽しみながら、素敵な家族をもつ!」と決めても良いし、素晴らしいことだと思います。
不思議なもので、人生の目的を達成するために行動していくと、目的がいつの日か「自分のため」よりも「大切な人のため」に変わります。
そして、大切な人を大切にしていくことで、心の底からの幸せを感じられるようになるのです。
人生の目的を見つけるには「誰かを喜ばせたい・幸せにしたい」を思い出す

人生の目的を決めることは「自分の時間を何のために使うのか」を決めることですが、どうやって「何のために使うのか」を見つければ良いのか。
夢や趣味から見つけることも良いですが、それでも人生の目的が見つからない人は「誰かを喜ばせた・幸せにした」という気持ちから見つけてください。
人は誰かを喜ばせることや幸せにすることで、自分も幸せになれます。
これは、不特定多数の他人を幸せにしないと自分も幸せになれない、ということではありません。
自分の大切な家族、友人、恋人などを幸せにできたとき、自分も本当に幸せを感じられるということです。
自分が何をしたら家族、友人、恋人が喜んでくれるのか、ここに人生の目的が隠れているので、一度じっくりと考えてみてください!
人生の目的を考えずに生まれる「死ぬ前に語られる5つの後悔」

最後に、看護師が聞く「死ぬ前に語られる5つの後悔」をご紹介します。
- 自分の心に素直に生きれば良かった
- あんなに一生懸命働かなくても良かった
- もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった
- 友人関係を続けていればよかった
- 自分をもっと幸せにしてあげればよかった
人生の目的を見つけて本気で生きたいと思っている人は、自分が今死んだときに5つの後悔をしないかを自分自身に聞いてください。
もし、どれか一つでも後悔しそうであれば、人生の目的を見つける行動に出たり、環境や自分を変える必要があります。
「自分の人生の目的について考えているけど思い浮かばない」
「目的は見つかったかもしれないけど、今の仕事や環境だと達成できそうにない」
という人はぜひ下の記事を読んでください(3分ほどで読めます)。
自分の人生の目的を見つけて、その日からの自分の行動を変えるためのWeb講演会です。
「死ぬ前に語られる5つの後悔」のどれか一つでも当てはまる人にこそ聞いて欲しい内容になっています。
また、「人生の目的が思い浮かばない」という人に向けて毎日をワクワク生きる思考法やノウハウをInstagramで配信しています。
悩みのある人はDMを送って頂ければ、直接お答えします!
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